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[BOOKデータベースより]
内戦と独裁をめぐる忌わしい過去…何が記憶を封じ、何が忘却を促すのか。恩赦、戦犯の解放、「神話」の創造など、民主化過程に現れた「忘却の政治」の意味を問う。
序章 忘却の政治学(さまざまな忘却論;「忘却の政治」)
[日販商品データベースより]第1章 すべての責任はナチズムにあり―ナチズム支配後のヨーロッパ(絶対悪としてのナチズム;戦後フランスにおける恩赦と神話 ほか)
第2章 和平のための忘却―一九七〇年代の南欧(忘れられた独裁体制と「忘却の政治」;和平と和解のための忘却―スペインの経験)
第3章 いかに共産主義の過去に対処するのか―一九八九年以降の旧東欧(「過去の克服」の試みとその限界;忌まわしい過去の競合と忘却)
未曾有の暴力や内戦,独裁の時代を経験した後,ヨーロッパ諸国には過去の忌まわしい記憶を忘れるための,いわば「忘却の政治」が現れた.多くの国で同時期に恩赦や犯罪者の社会復帰をはじめとする政治的措置がとられたのはなぜなのか.その際優先された課題とは何だったのか.民主政治の本質を問い直す意欲作.