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[BOOKデータベースより]
1 生成・創造(アメリカの文化における暴力と遊びのフレーム化;民衆による死の記念化;日系アメリカ人強制収容とアンセル・アダムズの写真記録 ほか)
[日販商品データベースより]2 伝承・変容(ヴァナキュラー文化として「赤ずきん」を読む;人種暴力の記憶化と写真―「沈黙の行進」から「黒人の命も大切」運動へ;遊牧民女性の技と記憶―西北アナトリア、ヤージュ・ベティルの人びととの交流から ほか)
3 拡散・再生(“ヴァナキュラー”の実践―アメリカのアーツ・アンド・クラフツ運動;明治期日本におけるアメリカ音楽の受容;ステーブン・フォスターとアメリカ ほか)
「ヴァナキュラー (vernacular) 文化」とは、ある集団の人々の生活に深く関連した文化と、特定の時期や時代や状況や土地で発生した文化、および、そうした文化の底流となっている伝統を指す。それは、〈権威をもたない文化〉であるとも言える。
その研究は、文化人類学・民俗学、文学、歴史学など――細分化すれば表象研究、地域研究、音楽文化研究、メディア研究、カルチュラル・スタディーズなど――の専門諸領域にわたる。ヴァナキュラー文化研究を牽引する日米の執筆者の論考も含んだ本書は、文化についての意識を高め文化研究をより身近にするための、指標となる一冊である。