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- 歌川広重の声を聴く
-
風景への眼差しと願い
プリミエ・コレクション 85
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814001392
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[BOOKデータベースより]
「名所江戸百景 堀江ねこざね」…なぜこんな名所らしからぬ、何の変哲もない風景を彼は描いたのか?美術史家が謎としてきたこの問いに、広重自身の言葉を読み解くことで答え、その風景観に迫る。
広重の風景観から何を学べるか―はじめに
[日販商品データベースより]第1部 大都市江戸と絵師広重(空前の大都市―広重の生きた江戸のまち;庶民の娯楽 浮世絵版画;成熟・変動の時代と絵師 歌川広重)
第2部 広重の風景観を言葉から探る(『絵本江戸土産』と分析の視角;『絵本江戸土産』挿絵の構図を読む;広重による「風景」とその類義語の使われ方 ほか)
第3部 歌川広重の思いを掬い取る(広重が託した思い―『絵本江戸土産』の絵と言葉を合わせてみると;「名所江戸百景」を広重の「思い」とともに読み直す)
歌川広重の風景観と現代の私たち―おわりに
江戸時代後期、社会が成熟し「開国」への胎動を感じる時期にあって、風景は大きく変わろうとしていた。現代にも通じるその時代に、北斎や広重といった風景画家が活躍したのは偶然ではない。中でも歌川広重は、絵だけでなく、自身の言葉を付した作品を残した。その『絵本江戸土産』に記された広重の言葉から、彼独特の風景観を炙り出す。広重が絵本を通じて訴えたかったことは何なのか?〓〓そこには明るい江戸での生活だけではなく、日々の暮らしの中で見過ごされ、社会変動の中で急速に人々の手からこぼれ落ちる、「風景」をめぐる現実があった。