小屋を燃す

文藝春秋
南木佳士　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2018年03月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784163908199

内容情報

[BOOKデータベースより]

思い起こされる幼年時代、患者の最期を看取る医療と作家業の両立の無理からの発病…その日その日を生きのびるために、畔を歩き、四股を踏む。たぶん、答えはあらかじめからだのなかに用意されていたのだろう。南木物語の終章。信州の総合病院を定年退職した。同時代の男たちとイワナをつかみ獲り、小屋を造って集い、語り、そして燃す。生死のあわいをおだやかに見つめる連作短篇集―医師として生死を誠実に見守りつづけた著者にしか描きえぬ、幽明境を異にした者たちとの饗宴。充実の最新作品集。

[日販商品データベースより]

みんな、ほんとにあったのだろうか。



信州の総合病院を定年退職した。同世代の男たちとイワナをつかみ獲り、小屋を作って集い、語り、そして燃す。生死のあわいをおだやかに見つめる、充実の連作短篇集。