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- しあわせの牛乳
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784591158135
[BOOKデータベースより]
岩手県岩泉町にある「なかほら牧場」。一年を通して牛が山で放牧されている日本でもめずらしい牧場です。牛たちは自然の草を食べ、山でうんちをし、そのうんちを栄養にして草が育つ。牛と山と人がともに生きる環境があります。牧場長の中洞正さんは、なぜ、こんな牧場をつくったのでしょうか。アニマルウェルフェア(動物福祉)認証農場国内第一号!山で牛を育てる牧場・なかほら牧場ができるまでの物語。
第1章 おれは牛飼いになる!(牛飼いはあこがれの仕事;「山上げ」の記憶 ほか)
第2章 山地酪農(機械のような牛たち;本当にやりたい酪農 ほか)
第3章 理想の酪農(ジャングル牧場;山でのサバイバル生活 ほか)
第4章 しあわせの牛乳(乳脂肪分3・5%の壁;自分の牛乳を信じる ほか)
岩手県の「なかほら牧場」。ここでは、一年を通して山に牛を放牧しています。搾乳用の牛舎はありますが、牛たちは一年をとおして山で生活しています。だから、糞尿処理は自然まかせ。糞を肥料にして育った無農薬・無肥料の野シバを食べ、自然に交配・分娩し、山林と共生しています。ビタミン剤やミネラル剤、ホルモン剤なども一切使用しません。そして人間は、子牛の飲み残しを搾乳し、それを牧場内の施設で加工して牛の母乳を分けてもらうだけ。このような方法で行う酪農を、「山地(やまち)酪農」といいます。
「なかほら牧場」で山地酪農を営む中洞正さんは、「このやりかたなら自然の循環のなかで、たとえ1000年先であっても持続していくことができる」と言います。豊かな自然のなかで牛はのびのびと健康に育ち、人はおいしい牛乳を少しだけいただく。――本書は、中洞さんが山地酪農を完成させるまでを追いかけたノンフィクション読み物です。自然と人間がともにすこやかに生きていくすべを考えるきっかけになる一冊。
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毎日のように牛乳やバターを頂いています
中洞牧場の しあわせの牛乳の本を読んで 感動しました!!
本来牛を育ててお乳を頂くというとは こういうことだったのですね
牛乳はどうやって作られる?
しかし ほとんどの牧場が牛舎に牛を閉じこめて 穀物のエサを与え牛乳を搾乳し続ける 牛乳を出せなくなると 食用肉として殺されてしまうのです
近代酪農は 大量生産するため 配合飼料を与える(外国から輸入された飼料)
中洞正さんは 山地酪農という 自然な山地で 牛を放牧して農薬のない草を食べ 牛たちが自由に生き子牛を産み育てる
牛も人間もしあわせに生きていける 酪農を実現されたのです
それまでに至るには 大変な苦労があり 挫折することもありましたが それを乗り越えて 山地酪農を守られたのは 牛たちをこよなく 愛されていたからだと思いました(情熱と諦めない精神に感動しました!)
中洞牧場の牛乳を飲んでみたいです!
どんな味がするか楽しみです!
安田奈津紀さんの写真の牛たちの目が 優しくて かわいく 自然の中で生きていく牛 春夏秋冬の牛の様子が良く分かりました(にぎりすしさん 60代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】