- 天守台に観覧車が!?城郭が野球場に!?『その後』の廃城
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- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784408009100
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[BOOKデータベースより]
古物商に売り払われてしまった米子城。傾いた天守が地元有志の力で再建された松本城。地震で倒壊しながらも組み直された丸岡城。21世紀まで藩主に所有されていた犬山城。刑務所となった若林城。鉄道開通時に破壊された沼津城。地下司令部が設けられた広島城。本物の城跡は地中に埋まる首里城…。無念の解体となったり、歴史の荒波から逃れ奇跡的に残ったり、思わぬ用途に転用されたり。廃城の『その後』から、知られざる近代史が見えてくる!
第1章 名城がたどった思いがけない運命(五稜郭(北海道函館市)―戊辰戦争最終決戦の地から米国商会を一蹴した氷の名産地へ;佐賀城(佐賀佐賀市)―焼失した天守の代わりになぜ鹿鳴館!?市民に愛された建物はどこからやってきた? ほか)
第2章 現存十二天守の意外なエピソード(松山城(愛媛県松山市)―連続放火魔により城が炎上!大天守だけが奇跡的に助かった;松本城(長野県松本市)―荒れ放題で傾いていた天守を中学校校長の力で見事に立て直した ほか)
第3章 意外な姿に様変わり 城の再利用あれこれ(江戸城(東京都千代田区)―敵方の城へ天皇が移り住んだ背景に江戸寒士なる男の慧眼と大久保の英断あり;小田原城(神奈川県小田原市)―建物がなくなった天守台にはなぜか子供向け観覧車が登場!? ほか)
第4章 太平洋戦争に翻弄された名城たちの昭和史(姫路城(兵庫県姫路市)―太平洋戦争中に空襲を避けるため城を黒い網で覆い隠した!?;首里城(沖縄県那覇市)―沖縄戦で焼失した琉球王国の象徴 復元前の姿が写る写真が見つかった!! ほか)