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[BOOKデータベースより]
芭蕉門最古参の俳人・宝井其角。言語遊戯性が高く洒落で趣向を好む都会派俳諧で江戸において絶大な人気を誇った。研究史に置き去りにされていたその姿を漢詩を範として確立した“唱和”という句作法、門人たちに委譲された点印による師系伝承の制度、社会背景・文化的事象の三つの側面から考究。其角と都会派俳諧の史的な意義を提示し、新たな価値体系構築への指針を提示する。
第1部 其角俳諧の方法―“唱和”の潮流をめぐって(憧憬としての追和;挑発としての唱和;方法としての「句兄弟」 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 点印付嘱の意義―俳人達のステイタス(点取の展開と点印;其角の点印、貞佐系1類印の付嘱;其角の点印、湖十系2類印の付嘱 ほか)
第3部 都会派俳諧の諸相(「闘鶏句合」の構想;江戸俳諧と「初午」;赤穂義士追善への視線―七回忌集『反古談』 ほか)
其角の俳諧は江戸文芸史・文化史にどう位置づけられるのか
芭蕉門最古参の俳人・宝井其角。
言語遊戯性が高く洒落で趣向を好む都会派俳諧で
江戸において絶大な人気を誇った。
研究史に置き去りにされていたその姿を
漢詩を範として確立した〈唱和〉という句作法、
門人たちに委譲された点印による師系伝承の制度、
社会背景・文化的事象の三つの側面から考究。
其角と都会派俳諧の史的な意義を提示し、
新たな価値体系構築への指針を提示する。