この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 倭建命物語論
-
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2019年02月発売】
- 平安時代における変体漢文の研究
-
価格:8,800円(本体8,000円+税)
【2019年02月発売】
- 源氏物語人間観察読本
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2021年06月発売】
- 宇治十帖解読
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2011年03月発売】
[BOOKデータベースより]
振り仮名は、なぜ付されたのか―多様な表記史の資料中、未開拓の俳諧を文字領域として、漢字表記と振り仮名の関係や機能、特殊な用字、音象徴語、定家仮名遣の使用、節用集との比較等、近世初期、蕉風成立以前の俳諧集の表記の実態を明らかにした。今後の表記研究の便宜に資することを期待して、「10俳諧集における振り仮名を付す語」他を資料編として収載。
序章 本書の目的と構成
[日販商品データベースより]第1章 振り仮名が付される漢字表記語と表記形態(『紅梅千句』における振り仮名;『軒端の独活』と『江戸宮笥』の表記 ほか)
第2章 近世初期俳諧の用字・用語考証(『江戸八百韻』に見える「やさし」の用法―「婀娜」「艶し」について;『當流籠抜』における「悶る」について ほか)
第3章 仮名遣いから見た近世初期俳諧集―語頭に「お(オ)」「を(ヲ)」が付く語について(本文中の語頭に「お」「を」が付く仮名表記語―定家仮名遣を通して;振り仮名の語頭の「オ」「ヲ」の仮名遣い)
終章 本書の結論と今後の課題
多様な表記史の資料中、未開拓の俳諧を文字領域として、漢字表記と振り仮名の関係や機能、特殊な用字、音象徴語、定家仮名遣の使用、節用集との比較等、近世初期、蕉風成立以前の俳諧集の表記の実態を明らかにした。今後の表記研究の便宜に資することを期待して、「10俳諧集における振り仮名を付す語」他を資料編として収載。