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- 地方創生のための地域金融機関の役割
-
金融仲介機能の質向上を目指して
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784502252716
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[BOOKデータベースより]
地域経済を支える中小企業の生産性を向上させ、地方創生を実現していくために地域金融機関の役割に期待が高まっています。そして、顧客企業を「育てる金融」は、地域金融機関の生きる道でもあります。独立行政法人経済産業研究所(RIETI)で実施してきた私たちの研究プロジェクトでは、全国の地域金融機関の支店長向けに大規模なアンケート調査を実施し、約3,000人から回答を得ました。本書は、その回答結果に基づき、地域金融の現場の事業性評価への取り組みの現状と取り組みを進めるための課題を明らかにし、人事評価改革や外部専門家等との連携の強化などの処方箋を提示しています。また、本書には、私たち研究者の分析に対する実務家的な観点からのコメント論文や、研究会の参加メンバーによる地域金融の重要問題を扱った論考も収録していますので、地域金融に対する多角的な理解が可能になります。本書が、金融仲介機能の質向上への取り組みに向けて、大いに役立つものとなることを期待しています。
第1部 支店長アンケートに基づく地域金融機関の営業現場の現状と課題(2017年・支店長アンケートの背景と結果の概要;調査方法と回答者の特徴;事業性評価への取り組み状況;金融機関の人材育成と地域金融環境;支店長アンケートへの「驚き」と「興味」―地方銀行での経験に基づいて;地方創生の要としての地方銀行―地域金融機関を中心とした地域連携;知的基盤経済時代の事業性評価―支店長アンケート結果を読み解く;中小企業・地域の発展と地域金融機関―信用金庫の分析を中心にして;地域に信頼され必要とされる信用組合―アンケート調査から得られた含意)
第2部 地方創生に向けて地域金融に期待される役割(東日本大震災からの復興と東北の地域金融;中小企業設立時の取引金融機関数と倒産リスク;地域金融機関の競争環境と事業所の開廃業;リーマンショック後の中小企業の設備投資動向;資本注入と地域銀行の貸出行動)