原子雲のかなた

新しい出会いと繋がり

西日本新聞社
徳永徹　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2018年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784816709494

内容情報

[BOOKデータベースより]

甚大な惨禍をもたらし長崎の空から消え去った雲。あの日から７２年が過ぎた。いま、そのあとに何が見えるか。

第１章　「少年たち」と原爆（『蛍雪の友』と『桜丘』；原爆直後の長崎から―相川と恂の手紙）
第２章　「少年たち」が語る（『少年たちの戦争』の出版；遺族との邂逅　ほか）
第３章　「一風変わった座談会」（企画展「少年たちの戦争」と、もう一人の田吉；「一風変わった座談会」へ向けて　ほか）
第４章　拡がる出会いと繋がり（原子雲を望見した人たち；学生たちが作った動画「弟からの手紙」　ほか）
第５章　明日への絆（若い人々の群れ；憲法施行七十年―ＮＨＫ福岡　ほか）

[日販商品データベースより]

終戦当時17歳だった著者が故郷・長崎で目の当たりにした友人の死、原子爆弾の恐ろしさを書き残すとともに、戦後70余年を経て繋がった旧友の遺族と不思議な出会い、戦争の悲惨さを後世に伝えようとする若者たちとの交流などについて克明につづるドキュメンタリー。核をめぐる世界情勢が混迷する中、戦争と平和について問い掛けます。