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日本饗宴外交史 講談社学術文庫 2477
講談社 黒岩比佐子
点
黒船来航から鹿鳴館、日露戦争まで―。東洋の小国を震撼させた大事件の主役たちが、はじめて体験した「美食外交」。百五十年以上前、日本と欧米は料理の大きな違いを乗り越え、どうあいまみえたか?当時のメニューを細見しながらホスト国の苦心惨憺に迫る。52歳で惜しまれつつ逝ったノンフィクション・ライターが、12のフルコースで読者をご接待。
本膳料理に不満を抱いた米国海軍提督―マシュー・C.ペリー最後の将軍によるフランス料理の饗宴―アーネスト・サトウ天皇が初めてホストを務めた日―明治天皇(1)ダンスと美食による鹿鳴館外交―井上馨怪物的な政商と帝国ホテルの料理―大倉喜八郎大津事件とロシア軍艦での午餐会―ニコライ皇太子河豚の本場で開かれた日清講和会議―伊藤博文旅順陥落のシャンパンシャワー―児玉源太郎“食道楽”作家とロシア兵捕虜の交流―村井弦斎ガーター勲章と宮中晩餐会―明治天皇(2)〔ほか〕
古来、「歴史のかげに女あり」と言われる。妖艶な美女が歴史を動かしてきた例は少なくない。だが、大事件、外交の舞台裏でより重要だったのは、いかに饗宴を準備するか。相手を懐柔するために、明治の主役たちが「おもてなし」のため頭を悩ませた美食とは。史料から明治の世界を生き生きと描き、52歳の若さで惜しまれつつ逝ったノンフィクション・ライター黒岩比佐子が、12品のフルコースで、歴史ファンをご接待!古来、「歴史のかげに女あり」と言われる。妖艶な美女が歴史を動かしてきた例は少なくない。だが、考えてみれば大事件、外交の舞台裏でより重要だったのは、美女よりも美食ではなかったか。近代日本の運命を左右したステージに饗宴はつきもの。相手を懐柔するためには、美味が必要だった。明治の主役たちは、いかに「おもてなし」に頭を悩ませたか。黒船来航のペリーは、なれぬ日本料理に閉口した。フランス料理になじめなかった明治天皇の涙ぐましい努力。暗殺された伊藤博文が日本で最後に食べた河豚の味。日露戦争の勝利に外国武官たちからシャンパンシャワーで祝ってもらった児玉源太郎。フランスからミネラルウォーターを取り寄せていた西園寺公望などなど。史料から明治の世界を生き生きと描き、52歳の若さで惜しまれつつ逝ったノンフィクション・ライター黒岩比佐子が、12品のフルコースで、歴史ファンをご接待!(原本 文春新書『歴史のかげにグルメあり』2008年刊)
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
黒船来航から鹿鳴館、日露戦争まで―。東洋の小国を震撼させた大事件の主役たちが、はじめて体験した「美食外交」。百五十年以上前、日本と欧米は料理の大きな違いを乗り越え、どうあいまみえたか?当時のメニューを細見しながらホスト国の苦心惨憺に迫る。52歳で惜しまれつつ逝ったノンフィクション・ライターが、12のフルコースで読者をご接待。
本膳料理に不満を抱いた米国海軍提督―マシュー・C.ペリー
[日販商品データベースより]最後の将軍によるフランス料理の饗宴―アーネスト・サトウ
天皇が初めてホストを務めた日―明治天皇(1)
ダンスと美食による鹿鳴館外交―井上馨
怪物的な政商と帝国ホテルの料理―大倉喜八郎
大津事件とロシア軍艦での午餐会―ニコライ皇太子
河豚の本場で開かれた日清講和会議―伊藤博文
旅順陥落のシャンパンシャワー―児玉源太郎
“食道楽”作家とロシア兵捕虜の交流―村井弦斎
ガーター勲章と宮中晩餐会―明治天皇(2)〔ほか〕
古来、「歴史のかげに女あり」と言われる。妖艶な美女が歴史を動かしてきた例は少なくない。だが、大事件、外交の舞台裏でより重要だったのは、いかに饗宴を準備するか。相手を懐柔するために、明治の主役たちが「おもてなし」のため頭を悩ませた美食とは。史料から明治の世界を生き生きと描き、52歳の若さで惜しまれつつ逝ったノンフィクション・ライター黒岩比佐子が、12品のフルコースで、歴史ファンをご接待!
古来、「歴史のかげに女あり」と言われる。妖艶な美女が歴史を動かしてきた例は少なくない。だが、考えてみれば大事件、外交の舞台裏でより重要だったのは、美女よりも美食ではなかったか。近代日本の運命を左右したステージに饗宴はつきもの。相手を懐柔するためには、美味が必要だった。明治の主役たちは、いかに「おもてなし」に頭を悩ませたか。
黒船来航のペリーは、なれぬ日本料理に閉口した。フランス料理になじめなかった明治天皇の涙ぐましい努力。暗殺された伊藤博文が日本で最後に食べた河豚の味。日露戦争の勝利に外国武官たちからシャンパンシャワーで祝ってもらった児玉源太郎。フランスからミネラルウォーターを取り寄せていた西園寺公望などなど。
史料から明治の世界を生き生きと描き、52歳の若さで惜しまれつつ逝ったノンフィクション・ライター黒岩比佐子が、12品のフルコースで、歴史ファンをご接待!
(原本 文春新書『歴史のかげにグルメあり』2008年刊)