- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(通常3日〜20日で出荷)
[BOOKデータベースより]
わたしたちは、だれかの命をもらって生き、生かされている。北の大地の先住民、アイヌの深い知恵に学ぶ命の物語。
[日販商品データベースより]先住民族アイヌの深い知恵に学ぶ、命と魂の物語。
わたしは、だれかの命をもらって生きている、生かされている。
そう気づいたとき、人はもっとやさしくなれる。
他者にも、大地にも、自分自身にも──。
先住民族アイヌの深い知恵に学ぶ、命と魂の物語。
お父さんが狩りから帰ってくると、ふところには小さな子熊がいた──。
男の子は、子熊と一緒に食事をし、相撲を取り、川で遊び家族のように暮らした。
子熊が大きくなってきたある日、お父さんが言った。
「そろそろ、この子をカムイの国へ送ってさしあげよう」
子熊を数年育てた後に屠殺する儀式「イオマンテ」。
そこには自然に対する感謝や畏敬の念が強くこめられています。
アイヌが長年大切にしてきた知恵に学ぶ、命にまつわる物語です。
※本書は2003年にパロル舎より刊行された『イオマンテ』を一部加筆修正し、新装にしたものです。
※2020年よりアイヌ文化は小中学校の学習項目になります。
※北海道白老町にアイヌ文化復興等のナショナルセンター、ウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンします。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- えほん ときの鐘
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年06月発売】
- おおかみのこがはしってきて
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2019年01月発売】
- カキワリの劇場
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年01月発売】
アイヌに関する知識は、全くありませんでしたが、
最後まで夢中になって読みました。
命を食べている、ということを、頭ではわかっているつもりでも、実感したことがありません。
スーパーに並べられたお肉を食べる私にとって、この本は衝撃の強いものでした。
小熊の肉を食べる場面では思わず泣いてしまいました。
けれども、読むことが出来て良かったです。忘れられない一冊になりました。(なーお00さん 30代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】