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[BOOKデータベースより]
学生時代、数学が苦手だったという方も多いだろう。しかし、「数学の論理」と「数学のオペレーション(計算などの操作)」はまったく別物だ。人間の能力としても、まるで別の分野に属するものである。因数分解や幾何の補助線の引き方など、数学の能力とは関係がない。数学の基本になる発想はまことにおもしろく、かつ有益なものなのである。数学の論理は単純明快。「論理的発想」を身につければ仕事も人生もうまくいく!
第1章 存在問題―近代数学最大の貢献 論理的発想の基本―まず「解の存在」の有無を明確化せよ(はたして解けるのか、解けないのか―無駄な努力を排し、“やる気”を保証する;社会観察にどう応用するか―人間の悩みの根元は、すべて「存在問題」にある)
第2章 集合論―数学の本質 数学的思考とは何か―日本人が世界で通用するための基本要件(「論理」の国と「非論理」の国―なぜ、日本型行動様式は諸外国に理解されないのか;「法の精神」の根底にも数学がある―論理の世界から日本流曖昧社会を点検する)
第3章 必要条件と十分条件 矛盾点を明確に掴む法―論理学を駆使するための基本テクニック(論理矛盾は、どこから生まれるか―「必要条件」と「十分条件」を峻別する意義;人間の精神活動を数学的に読む―宗教・イデオロギーの骨子とは何か)
第4章 非ユークリッド幾何学―否定からの出発 科学における「仮定」の意味―近代科学の方法論を決定した大発見(非ユークリッド幾何学の誕生―背理法で証明できなかったユークリッドの第五公理;近代科学の基本となった発想法―なぜすべては仮説にすぎないのか)
第5章 数量化の意義 「常識の陥穽」から脱する方法―日本には、なぜ本当の意味での論争がないのか(数学の背景を読む―「数量化」が意味を持つための三つの条件;「全体」と「部分」の混同―「アローの背理」が明らかにした社会観察手段)