- 人と自然の生態学
-
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2017年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814001279
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[BOOKデータベースより]
アフリカの焼畑農耕民社会を対象とし、自然・社会・文化の相互関係と動態を生態人類学の立場から解明してきた京都大学名誉教授・掛谷誠の著作集。日本をフィールドにした初期の研究も含め、その業績を集大成。第1巻は日本の山村と島嶼を皮切りに、アフリカのトングウェやベンバの農村社会へフィールドを拡げ、生態人類学の基礎を築いていった著者の足跡をつまびらかにする。
第1部 日本の離島と山村に生きる(小離島住民の生活の比較研究―トカラ列島、平島・悪石島;雪国の山村における戦後三〇年―福井県瀬戸部落(福井県南条郡今庄町瀬戸)(現在の福井県南条郡南越前町瀬戸);「白神山地ブナ帯域における基層文化の生態史的研究」の目的と構成;生態史と文明史の交錯―白神山地における自然と生活の生態史をめぐる諸問題)
[日販商品データベースより]第2部 トングウェの暮らしと自然(トングウェ族の生計維持機構―生活環境・生業・食生活;アフリカのトングウェ族とともに;サブシステンス・社会・超自然的世界―トングウェ族の場合;伝統的農耕民の生活構造―トングウェを中心として)
第3部 ベンバの伝統生活と変化(ザンビアにおける生態人類学研究上の諸問題―予備調査報告;ザンビアの伝統農耕とその現在―ベンバ族のチテメネ・システムの現況;中南部アフリカ・疎林帯におけるベンバ族の焼畑農耕―チテメネ・システムの諸相;ベンハ族;焼畑農耕社会の現在―ベンバの村の一〇年)
第4部 生態人類学とアフリカ農耕民研究(環境の社会化の諸相;焼畑農耕民の生き方;アフリカ農耕民研究と生態人類学)
アフリカの焼畑農耕民社会を対象とし、自然・社会・文化の相互関係と動態を生態人類学の立場から解明してきた京都大学名誉教授・掛谷誠の著作集。日本をフィールドにした初期の研究も含め、その足跡を集大成。第1巻は日本の山村と島嶼を皮切りに、アフリカのトングウェとベンバの農村社会へフィールドを拡げ、生態人類学の基礎を築いていった著者の足跡をつまびらかにする。
時代の転形期を生きた人類学者の思索と実践
[推薦]篠原 徹(滋賀県立琵琶湖博物館・館長)
掛谷誠は,日本の農山漁村やアフリカの原野に生きる人びとの「生きざま」の研究から生態人類学をリードし,地域の在来性がもつポテンシャルに未来をつくる力を見いだした。自然のなかで生きる人びととともに思索し実践してきた人類学者のこの論集は、混乱する世界にあって,未来を志向する私たちの「生きざま」にひとつの指針を示している。