- 失敗の研究
-
巨大組織が崩れるとき
日経ビジネス人文庫 か17ー1
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
金田信一郎- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2017年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784532198442
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[BOOKデータベースより]
「研究不正」を生んだ理研、不敗のビジネスモデルが暗転したマクドナルド、オンリーワンを生かし切れなかったベネッセ―。なぜ、21世紀に入って巨大組織は行き詰まるのか。巨大組織が陥る「6つの病」(肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化)。長年、経済事件を追い続けてきた記者が多くの失敗事例から組織崩壊のメカニズムを解明する。
序章 「大企業時代」の終焉(9・11と3・11;無責任の連鎖 ほか)
[日販商品データベースより]第1部 軋む巨大9つの失敗を解く(理研―「科学技術」という名のゼネコン;マクドナルド―3万店のハンバーガー工場 ほか)
第2部 失敗の系譜 巨体を蝕む6つの病(膨張期;巨体維持期)
終章 大企業の未来(小さな革命;大企業の意義 ほか)
●なぜ勝ち組から転落したのか
不敗のビジネスモデルが暗転したマクドナルド、オンリーワンを生かし切れなかった東洋ゴム――。なぜ、巨大組織は行き詰まるのか? 本書は、日経電子版で最も注目されているコーナー「コンフィデンシャル」に掲載された失速事例を元に、失速のメカニズムを解明するもの。これらの記事は、意外な真実と失敗を生み出した因果関係の明快な解説で多くの読者を獲得しています。失敗を生み出す要因として、恐竜化、ムラ化、官僚化、硬直化、複雑化、独裁化、肥満化の7つをあげ、日経ビジネス時代の企業取材の成果も活用し、失敗がなぜ生み出されるのかを活写します。
本書のスタイルは、日本軍の失敗を解明した名著『失敗の本質』を踏襲。第T部では具体的な失速のケースを上げ、第U部でそのメカニズムを解明します。ビジネスパーソンの失敗事例への関心は高いものがあります。本書は、多くの企業の失速を取材してきた記者によりビジネス版「失敗の本質」である『失敗の研究』(2016年刊、累計1万8000部)を文庫化するもの。本書刊行後もタカタなど巨大組織の失速は繰り返し発生しています。