- ゲームライフ
-
ぼくは黎明期のゲームに大事なことを教わった
GAMELIFE A Memoir- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784622086482
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[BOOKデータベースより]
パソコンが未知への扉だった80年代、ゲームとともに育った子どもの精神生活を、実人生とゲームの世界をハイブリッドした新鮮な筆致で綴る。
1 サスペンデッド
[日販商品データベースより]2 490ポイントのダメージ
3 楽園の悪魔
4 第二次世界大戦は終わらない
5 太陽と星々と
6 パイレーツ!
7 空のハート
「何回死ねるの?」ぼくはジェイムズに訊く。
「三回だ」と彼は言う。「『パックマン』の話だよな?」
「いや、一生で」
*
「七歳でプレイしたことがぼくを変えた。それはぼくに新しい成長の方向を与えた」
パソコンが未知への扉だった頃、子どもにとってPCゲームはセンス・オブ・ワンダーの源だった。本書はゲームと子どもの内なる関係を新しい筆致で綴る。
背景に垣間見えるのは、80年代アメリカの郊外地域の情景だ。レーガン信奉、第三次世界大戦の脅威論を煽るメディア……その只中で少年期を過ごした「ぼく」の頭の中は、ゲームと身近な人々のことでいっぱいだった。
数字の力、地図の力、「ここではない」世界の創造、魔法と絶望、死について……みんなゲームが教えてくれた。だがそれと並行して、「ぼくの中の別の部分は、人から遠ざかる方向に育とうとしていた」
残忍なスクール・カーストや、ぎこちなさを増す現実世界との関わりの記憶は、唯一の拠り所だったゲームの記憶とともに、著者の脳裏に一層深く突き刺さっている。
ゲームと人生の奇妙な二重奏に引き込まれ、胸を衝かれるスリリングな一冊。