- 不安定な自己の社会学
-
個人化のゆくえ
叢書・現代社会のフロンティア 26
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784623081011
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[BOOKデータベースより]
本書は、現代社会における自己の個人化という現象を認知社会学の視点から考察し、個人化が一様ではなく時代や社会によってさまざまな顔を呈してきたことを明らかにする。はたして個人化の拡張は社会の消失を招くか。
個人化とは何か
第1部 個人化の全体像(個人化と社会の消失―私化・心理化・再帰的個人化をめぐって;心理化の現代的展開;心理化の歴史過程―心理化の起源を求めて;戦後の日本における個人化)
第2部 自己像の変容(人間関係の感情意識化―心理化のもう一つの側面;自己の同一性とその不安定化―個人化と物語論の視点から)
単線的な個人化を超えて―ナショナリズムとコスモポリタニズム