[BOOKデータベースより]
第1章 僕はサケが好き―少年が見つけた夢と希望(初めての釣り;水産高校へ ほか)
第2章 混乱の中で…―木戸川漁協がどんな被害を受けたのか(地震;津波 ほか)
第3章 復興への取り組み―具体的な復興計画と漁協の取り組み(仮事務所での日々;漁協の決意 ほか)
第4章 サケが帰ってきた!―5年ぶりに迎えたサケの遡上(モニタリングの結果、サケに問題はない;線量の変化 ほか)
震災復興を目指す青年とサケの物語
福島県双葉郡楢葉町の木戸川には、毎年大量のサケが遡上してくる。そこにあるのが木戸川漁協。サケのふ化・産卵・放流を通じて、美味しい切り身や新鮮なイクラを販売している。そんな木戸川に災難が起こった。2011年の東日本大震災である。津波の被害はもとより、福島第一原発に近かった木戸川漁協は壊滅的な被害を受けた。幾多の苦難を乗り越え、周囲の反対を押し切り、漁協の鈴木謙太郎青年は立ち上がった。「もう一度サケを呼び戻すんだ!」。この物語は、鈴木青年を主人公とした、努力と奮闘の感動ノンフィクションである。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者は東京海洋大学客員教授の奥山文弥先生。木戸川漁協とは震災前から親交があり、ボランティアなどを通じて木戸川の復交を支えてきた。専門はサケマス魚類。
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