- 近代ヨーロッパの覇権
-
興亡の世界史
講談社学術文庫 2467
- 価格
- 1,375円(本体1,250円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062924672
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[BOOKデータベースより]
一五世紀末に幕を開けた大航海時代を皮切りに、長くアジアの後塵を拝してきたユーラシア極西部の国々が世界を圧倒し始めた。宗教改革やアメリカ独立革命、フランス革命を経て成立した国民国家と、産業文明による近代化は、地球世界に何をもたらしたか。二度の世界大戦で覇権を失うも欧州統合により再生し、新時代を模索するヨーロッパの光と影。
プロローグ―コントラストのなかのヨーロッパ
[日販商品データベースより]第1章 グローバル化への先導
第2章 近世ヨーロッパの政治と文化
第3章 啓蒙専制君主と思想家たち
第4章 革命の激震と国民の誕生
第5章 離陸に向かう経済と社会の変貌
第6章 驚嘆の一九世紀と産業文明の成立
第7章 国民国家と帝国主義
第8章 第一次世界大戦と崩壊する覇権
エピローグ 歴史文化の継承と欧州連合の未来
15世紀の大航海時代にアジア、新大陸に進出、激しい貿易戦争を繰り返しながらグローバル化を進め、幾多の戦乱と革命を経て国民国家を誕生させたヨーロッパ。産業革命と帝国主義により19世紀の世界に覇権を確立したが、二度の世界大戦で破局を迎える。その反省から生まれた欧州統合への長い道のりの栄光と挫折をも考察する。
講談社創業100周年記念企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評、第3期の2冊目。
今日、米国、中国などとともに世界の政治経済を動かすヨーロッパの国々は、長い間アジアの後塵を拝してきた。それがなぜ世界の先進諸国として歴史の表舞台に躍り出るようになったのか。大航海時代を経て主権国家や絶対王政が誕生し、幾多の戦乱と革命を経て、産業革命を達成、19世紀の世界に覇を唱えたヨーロッパ。第一次世界大戦によって破局を迎えた後に、第二次世界大戦を経て戦後復興と欧州連合の形成へと未曽有の歴史的な実験を敢行した。いま英国のEU離脱に揺れながらも、21世紀の世界にどう舵をとるのか、近現代史の第一人者がヨーロッパの歴史と未来を考察する。
[原本:『興亡の世界史13 近代ヨーロッパの覇権』講談社 2008年刊]