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[BOOKデータベースより]
大和王権は日本列島をどのように支配したのか。古墳から飛鳥時代に、地方支配の中核を担った国造制と部民制に注目し、大和王権による列島支配の実態を解明。部民制・伴造制の文献目録・関連史料集を付す。
論考編(総論―国造制・部民制研究の前提;国造制・部民制の実態と諸相;国造制・部民制と地域社会)
[日販商品データベースより]史料編(部民制(伴造制)関係文献目録;部民制(伴造制)関係史料集)
古墳から飛鳥時代に、地方支配の中核を担った国造制と部民制に注目し、大和王権による列島支配の実態を、15本の論考と3本のコラムで解明。史料編として、部民制・伴造制の文献目録・関連史料集を付す。
【国造制と部民制】
王権は支配下に入った有力豪族を国造(くにのみやつこ/こくぞう)という地方官に任命し、その地域の支配権を認める代わりに、物資や労働力を徴発した。また、地方から中央に上京して王権に仕える人々や、そうした人々を輩出した地方の集団を部民(べのたみ/べみん)として編成した。たとえば、出雲国では出雲臣が国造に任命され、配下の集団が額田部(ぬかたべ)臣・日下部(くさかべ)臣・刑部(おさかべ)臣に編成され、その中から額田部・日下部・刑部が中央に出仕した。このように国造制と部民制は、密接に絡み合う形で展開した制度であり、大和王権による地方支配の実態解明に不可欠な研究テーマである。