- 歴史のなかの根来寺
-
教学継承と聖俗連環の場
勉誠社
山岸常人
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784585210429

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
仏神と建築
-
山岸常人
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2021年12月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
真言宗中興の祖・覚鑁の遺志を継ぎ、稀代の学僧である頼瑜により、根来の地にて展開した新義真言宗の総本山、根来寺。中世という変革の時代にあって、聖俗様々な要素の変容と葛藤の中で、真言寺院はいかなる営みを為し、展開していったのか。寺院史・政治史における最新の研究成果、また、根来寺遺構調査および文化財調査の新知見より、その実像を明らかにする。
1 中世後期における高野山大伝法院の再構築―末寺根来寺への仏宝移転相承とその観念
[日販商品データベースより]2 大伝法院座主職と高野紛争―理想主義の挫折
3 中世根来寺の教学とその聖教
4 発掘調査から見た根来寺の興亡―大塔周辺の発掘調査を中心に
5 中世根来寺権力の実像―「一揆」「惣国」「都市」再考
6 中世真言寺院の教学とその歴史的変遷―根来寺の位置づけを考えるために
7 大塔上層に安置される金剛界三十七尊像、賢劫十六尊牌等
真言宗中興の祖・覚鑁(かくばん)の遺志を継ぎ、稀代の学僧である頼瑜(らいゆ)により、根来の地にて展開した新義真言宗の総本山、根来寺。
密教における教相の修学拠点として、また事相相承の法流拠点として、数多くの修学僧が往来し、各地に所在する史資料がその法流の伝播と影響を今に伝えている。
中世という変革の時代にあって、聖俗様々な要素の変容と葛藤の中で、真言寺院はいかなる営みを為し、展開していったのか。
寺院史・政治史における最新の研究成果、また、根来寺遺構調査および文化財調査の新知見より、その実像を明らかにする。