この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本人へ 国家と歴史篇
-
価格:935円(本体850円+税)
【2010年06月発売】
- 日本人へ リーダー篇
-
価格:935円(本体850円+税)
【2010年05月発売】
- 日本人へ 危機からの脱出篇
-
価格:935円(本体850円+税)
【2013年10月発売】
- イタリアからの手紙 改版
-
価格:605円(本体550円+税)
【2005年06月発売】
- イタリア遺聞 改版
-
価格:649円(本体590円+税)
【2009年02月発売】
[BOOKデータベースより]
イスラム国の蛮行、ヨーロッパの不協和音、押し寄せる難民、トランプ登場…大変動期の今こそ歴史に学ぶべきではないか。古代ギリシア、ローマ帝国、中世ルネサンスと、半世紀にわたって文明の繁栄と衰退を見つめ続けた著者が導きだしたものは。
1(国産で来た半世紀;イタリアの悲劇;帰国してみて ほか)
[日販商品データベースより]2(一神教と多神教;ローマに向けて進軍中;テロという戦争への対策 ほか)
3(「保育園落ちた日本死ね」を知って;EU政治指導者たちの能力を問う;ローマ帝国も絶望した「難問」 ほか)
騒然とした日々の出来事から、普遍の教訓を抜き出す珠玉のエッセイ集。
「イスラム国」が引き起こした戦争とテロが世界を震撼させる一方で、EUは揺らぎつづけ、ついにイギリスが離脱。その間も難民の流入は止まることがない。アメリカではトランプ大統領が誕生し、その発言が物議をかもす。そして日本はいまだ不況から抜け出せず……まるでローマ帝国の滅亡を思わせる激動の時代に、私たちは生きている。
古代ギリシア、ローマ帝国、ルネサンス時代の歴史との対話を、およそ半世紀にわたってつづけてきた著者は、移りゆく日々の情勢を扱いながら、そこから歴史の教訓を抜き出す。
「宗教は、人間が自信を失った時代に肥大化する」
「民主政が危機に陥るのは、独裁者が台頭してきたからではない。民主主義そのものに内包されていた欠陥が、表面に出てきたときなのである」
「歴史を経ることで人間は進歩するとは思っていない」
また、世界情勢だけではなく、祖国日本への愛にあふれた提言や、先達として後輩女性への率直なアドバイスもつづられる。
月刊「文藝春秋」の好評連載「日本人へ」第4弾。