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- 日本社会再考
-
海からみた列島文化
ちくま学芸文庫 アー17ー7
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480098146
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[BOOKデータベースより]
日本を農業中心社会とみなす、長年常識とされてきた社会像は、近年つくられた虚像だった―ベストセラー『日本の歴史をよみなおす(全)』で、このことを明らかにした網野史学。この一貫した視点から、本書では「百姓」=「農民」という定説を覆し、実際にはその大きな部分を占めていた「海民」たちの活躍を読み解く。漁業、製塩業に従事するのみならず、広く遠洋交易を営み、企業家的な活動すら行った海民たちは、いかに日本の社会を彩り、形作ってきたのか。史料を駆使してその豊かな世界を掘りおこし、日本史に新たな地平を切り開いた快著。
序章 海からみた日本社会
[日販商品データベースより]第1章 北国の社会と日本海
第2章 瀬戸内海交通の担い手
第3章 太平洋の海上交通と紀伊半島
第4章 西海の海民社会
第5章 中世前期の水上交通―常陸・北下総を中心に
終章 残された課題
百姓=農民という既成概念を根底から覆し、海民が活躍した、まったく新たな日本社会像を鮮烈に甦らせた、網野歴史学の記念碑的名著。解説 佐々木高明