国旗で読む世界史

祥伝社新書　５１５

祥伝社
吹浦忠正　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 2017年09月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784396115159

内容情報

[BOOKデータベースより]

「日の丸」「星条旗」「五星紅旗」「太極旗」―。それぞれの国旗には、それぞれの物語がある。本書は古代の紋章から説き起こし、中世から近世、そして現代に至るまで、各国の国旗の成り立ちや移り変わりを掘り下げ、まったく新しい世界史理解を提供する。

第１部　国旗についての基礎知識（古代の旗やシンボル；周の白旗が最古の国旗か；紋章学の発達から国旗の時代へ；シンボルは人間と文化の基本；「旗」という文字　ほか）
第２部　国旗が語る歴史的瞬間（世界に冠たる「ユニオン・ジャック」完成　一八〇一年一月一日；出島―世界でほぼ唯一、オランダ国旗が翻っていた場所　十九世紀初頭；オランダ国旗で偽装した英艦が長崎湾に侵入　一八〇八年一〇月四日；アメリカ国歌「きみ見ゆるや星条旗」の秘密　一八一二年九月一三日；英国旗焼却から起こったアロー号事件　一八五六年一〇月八日　ほか）

[日販商品データベースより]

国旗で世界史を読み解くと、何が見えるのか。昭和39（1964）年、先の東京オリンピックで「国旗担当専門職員」を務めた「国旗と儀典のスペシャリスト」が2020年東京オリンピック・パラリンピックを前に書き下ろした。　各国の国旗の成り立ちや移り変わり、意匠、意味することなどを掘り下げ、まったく新しい世界史理解を読者に提供する。