[BOOKデータベースより]
「なきたろう」は、流す涙で稲まで枯らす、山も崩すほどの泣き虫で、村人も両親も、天狗までが困り果てる始末。ついに天狗に、どこやら知らんところまで飛ばされた。そこでの不思議な出会いから、生まれて初めて泣くのをガマンできた「なきたろう」。「なきたろう」の心の成長を、民話調の語り口で綴った優しい絵本です。
[日販商品データベースより]読み聞かせにピッタリ!赤羽末吉の伸びやかな絵が魅力の最強絵本!!「思い出のマーニー」の訳者として有名な松野正子の文に、「スーホの白い馬」や「おへそがえるごん」など多くの名作を残した赤羽末吉が絵を描いた贅沢な絵本が、この『なきたろう』。赤羽末吉の全盛期に描かれた、その勢いのある絵は今江祥智氏も絶賛していたという。この絵本の主人公「なきたろう」は異常な泣き虫で、流す涙で稲まで枯らしてしまい、村の人々も両親もほとほと困り果ててしまいます。「なきたろう」も泣かなくなりたいと思ってはいるのですが、思うだけで、また泣けてきてしまう始末。ところが、ある日、不思議な出会いから「なきたろう」は生まれて初めて泣くことをガマンできました。出会いによって自分以外の他者をはじめて気づかうことができた「なきたろう」。「なきたろう」の心の成長を、民話調の語り口で綴った創作絵本。泣き虫クン、泣き虫ちゃんに読んで聞かせてあげたい素敵な絵本です。※本書は、1974年・文研出版刊『なきたろう』を新たに編集し、復刊するものです。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
赤ちゃんは、泣いて知らせるんですが・・・・ なきたろうは お母さんがどんなに お乳を飲ませても ないてばかり・・・・
困ったものです(親もたいへんですねー)
だんだん大きくなって 「おら、 なかなく なりたいよお。 つよく なりたいよお。」 そう願うんですが・・・・
天狗に出会い 「なきくらべ」に勝ったんです!
なきたろうの 涙が 川になるほどの泣きようです
なんとも すごい!
天狗も困り果て うちわで 追い払われたなきたろうは 山の中に落ちて のびてしまうんですって
そして いずみでであった ちびこい ちびこいひと?
これってなに? (みずの精かな?)
この出会いが なきたろうを 大きくヘンシンさせたんです
ちびこいひとたちは「 なきたろうになかれては むらがながされる」と困っている様子を見て 踏ん張ったんです!
「ないちゃ いけね。」 自分が泣いたらちいさいひとが みんなしんでしまう そう思って
うーんと ふんばった なきたろうのヘンシンぶり
なんと 見違えるひとになっていたんです
私たちも なきたろうのように 自分を強くすることが 求められる時が あるんだなあと思いました!
そして このヘンシンぶりで 村を救ったという お話
このお話のように 優しく 強くなりたいなー
赤羽さんの絵は 迫力あり すごいです!(にぎりすしさん 60代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】