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価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2014年04月発売】
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【2014年04月発売】
[BOOKデータベースより]
舞い踊り謡い語ることは、人間のもつ本性であり、地域・時代によって様々なバリエーションをもつ。それらに通底する共通項は、“観客の感動”に他ならない。長年その本質探求を志向した研究成果を収めた。
第1部 世界演劇における日本演劇の位置(観客における演劇受容の実態;東洋演劇としての日本演劇 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 歴史を敷衍させる「語り」の演劇(継承された語りとしての『浄瑠璃物語』;江戸時代前半の語り ほか)
第3部 舞から踊りへ 語りから芝居へ(踊りの人々;義太夫浄瑠璃の歌舞伎化 ほか)
第4部 芝居の近代化と演劇教育の成立(十九世紀の日本演劇;二十世紀の日本演劇と演劇教育 ほか)
明治期以降の演劇研究は、能・狂言、人形浄瑠璃、歌舞伎など日本国内の事象に関する研究と諸外国の演劇事象に関する研究を中心として、演劇学の確立を目指し進展を続けてきました。近年では、諸演劇ジャンルにおける時代区分別の研究が盛んになって、細分化された研究領域の中で、高度に進展した成果が蓄積されている状態といえるでしょう。 このような研究成果の充実の一方で、演劇研究の核心を突くような研究が少なくなっています。時代や地域を超えた演劇の魅力を追究する著者は、室町時代から江戸時代、明治期以降現代までを貫く演劇事象や、東洋と日本、芸術全般と演劇との関係性など広範囲にわたる主題を追究してきました。本書はその長年の成果を四つに分類して集大成したものです。
(1)観客の演劇受容の実態と東洋演劇全般の共通性。
(2)ドラマとして受け止められる「語り」の実像。
(3)「語り」から「芝居」への移行。
(4)演劇の近代化に伴う実像と、近代において成立する演劇教育という特殊性の解明。
加えて、女曲舞の伝統を継承する「お狂言師」の実態、明治初期に声高に提唱された演劇改良運動の一つである「大阪演劇改良会」が残した成果の考察など、貴重であるが忘れられていた事象を演劇史上、正確に位置づける論考を収録。
収録各論文の冒頭に、内容趣旨説明・キーワードを付し、巻末には英文summaryをまとめた。