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- アメリカを動かす「ホワイト・ワーキング・クラス」という人々
-
世界に吹き荒れるポピュリズムを支える“真・中間層”の実体
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784087860900
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[BOOKデータベースより]
二〇一六年、一一月、米大統領選挙で、ドナルド・トランプが勝利し、世界に衝撃を与えた。トランプ大統領誕生の原動力となったのは、ホワイト・ワーキング・クラス。かつてアメリカの製造業を支えたブルーワーカーで、一つの企業で真面目に勤め上げ、家族を養うことを美徳としてきた人々が、時代の流れとともに居場所を失い、政府やメディアなどのエリート層からは軽んじられて大きな怒りと失望を抱えている。トランプの政権運営が迷走する今も、揺らぐことがない彼らの怒りはポピュリズムという形で世界に広がりつつある。
なぜ、階級の話をするのか?
[日販商品データベースより]ワーキング・クラスとは、どんな人々なのか?
なぜ、ワーキング・クラスは貧困層に反感を抱くのか?
なぜ、ワーキング・クラスは専門職に反感を抱き、富裕層を高く評価するのか?
なぜ、ワーキング・クラスは仕事がある場所に引っ越さないのか?
なぜ、ワーキング・クラスは大学に行こうとしないのか?
なぜ、ワーキング・クラスは子供の教育に熱心に取り組まないのか?
ワーキング・クラスは人種差別者なのか?
ワーキング・クラスは性差別者なのか?
ワーキング・クラスは製造業の仕事が戻ってこないことを理解していないのか?
なぜ、ワーキング・クラスの男性は「ピンクカラー」の仕事に就こうとしないのか?
なぜ、国からもっとも恩恵を受けているはずの人たちが、感謝しないのか?
リベラル派はこれまでの重要な価値観や支持者を捨てることなく、ワーキング・クラスを受け入れることができるのか?
なぜ、民主党は共和党に比べて、ワーキング・クラスの扱いが下手なのか?
トランプ政権誕生の原動力となった白人の労働者層の怒りと絶望、エリートへの恨み。アメリカ社会に限らず、現在、世界に広がるポピュリズムと深刻化する格差問題の根本に切り込む。