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[BOOKデータベースより]
科学思想史の本当の研究対象は、自然というよりは“自然についての知識のあり方”、またはその“作られ方”である。科学思想史は、自然界の条理を探ろうとする人間の精神のあり方、つまり観察、概念構築、理論構成などを可能な限り緻密かつ複層的に捉えようとする。―金森修が構想、執筆者を集めた最後の書。明治以降の我が国の科学思想史を通覧する三部作、ここに完結。
序章
[日販商品データベースより]第1章 国民と実学―「啓蒙」と「戯作」の交点
第2章 山川健次郎の科学思想と尚武主義―物理学・社会学・富国強兵
第3章 横井時敬の農学
第4章 明治・大正期の地理的知―朝鮮半島の地誌と旅行記をめぐって
第5章 宇宙と国粋―三宅雪嶺のコスミズム
第6章 帝國大學と精神病学と精神病者―明治・大正期における精神病治療思想の系譜
第7章 天変地異をめぐる科学思想―関東大震災と科学啓蒙者たちを中心に
第8章 千里眼は科学の分析対象たり得るか―心理学の境界線をめぐる闘争
明治以降、ほぼ現代に至る我が国の科学思想史――西洋思想との遭遇、対峙、咀嚼、展開などの諸相を含む科学思想史を通覧する基本的テクスト。科学思想史は科学文化史でもあるという前提のもと、科学的記述に踏み込み過ぎず多様な読者が通読できるリーダブルなものとして構成。昨年逝去した金森修が構想、執筆者を集めた最後の編集本。