- 科学の最前線を歩く
-
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2017年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560095638
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[BOOKデータベースより]
未来が見える!講義で感動したことありますか?ノーベル賞受賞者から大ベストセラー執筆者まで、“東大駒場”で数百人を前に語られた科学と技術のこれから。
1 生を見つめなおす(時間とは何だろう―ゾウの時間 ネズミの時間;近代科学と人のいのち ほか)
[日販商品データベースより]2 自然の叡智に学ぶ(飛行機はどうして飛べるのか―未来の航空機を考える;柔らかいロボットをつくる―粘菌に学ぶ自律分散制御 ほか)
3 日常に寄り添う(ヒトのこころの測定法;音の科学・音場の科学 ほか)
4 宇宙の根源を問う(超新星ニュートリノで探る大質量星の最後の姿―超新星爆発;素敵な数、素数 ほか)
越境する思考のために
流動性を増す現代。その課題に応えるはずの学問も複雑化し、なにを知るべきかを見定めることさえ難しい。いっぽう、「学問の社会還元」を合言葉にするかのように、とかく手早い成果が求められる。しかし、異質なもの、未知との遭遇は避けられないからこそ、長い目で事象をとらえる力が必要ではないか。
本書は、東京大学教養学部がこの問題意識に向き合うべく、高校生、社会人向けに開講する公開講座「金曜特別講座」を書籍化したもの。人文知や基礎研究に重きを置く教養学部。ときに過去の惨劇から反省し、ときにフィールドワークから他者に学ぶ。ニュートリノを探究し、いっぽうで医療や産業に研究を生かし生活に寄りそう。さまざまな時代や場所、日常から宇宙までを見つめる眼差しを、この講座は社会と共有してきた。いま必要な知がなにか、そのガイドとなるシリーズ二巻。「科学の最前線を歩く」では、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章氏をはじめ、学内外の研究者による講義を収録。異なるアプローチで事象を読みとくうち、学問領域の有機的つながりを実感できるだろう。情報が溢れる時代に、偏らない知識を摂取し、真理を探究し続けることの意義を考える。