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[BOOKデータベースより]
憲法施行70年を迎え、自衛隊を軍隊として憲法に明記しようとする動きがある。かつて1950年代初め、防衛大学校の前身の保安大学校を、学問の場ではなく職業軍人養成を目的とするものと批判し、受験をとどまるよう生徒・父母への説得を試みた三島孚滋雄、その「教育の良心」からの訴えを、今ふたたび想起したい。
幼少年期を寺で育つ
社会主義思想に傾倒する青年時代
教師として東北に旅立ち、さらに北海道にわたる
三島孚滋雄の戦後、名寄中・高校長時代
深川高校長時代の三島孚滋雄
宮城県白石中学校への転任
全校で映画「ひろしま」を鑑賞
実務学級の特設と能力別学級
焼けた学校
「河童通信」の発行
三島と平和運動
高校「教諭」としての転出
高校「漢文教師」として出発する
退職後の三島孚滋雄