- 我と肉
-
自我分析への序論
シリーズ・古典転生 15
月曜社
ジャコブ・ロゴザンスキー 松葉祥一 村瀬鋼 本間義啓- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784865030471
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[BOOKデータベースより]
私とは何か―その問いは今もなお古びてなどいない。ハイデガーの存在論とラカンの精神分析を批判的に乗りこえ、より根源的な自我の思想へとまっすぐに錨を下ろす、ラディカルな哲学。
序論
第1部 自我殺しに抗して(「私は死につつある」あるいはハイデガーの呼びかけ;「私は鏡のなかに自分を見る死人である」あるいはラカンの主体)
第2部 デカルトへの回帰(「彼が私を欺くなら、私は在る」;人間でもなく主体でもなく;「私は道であり、真理であり、生である」;私の失調の瞬間;「神の前で/神の代わりに仮面をつけて」(デカルトの遺産))
第3部 自我分析への序論(現象学の曖昧さ;内在野;肉的綜合―交叉;触れている自分にどのようにして触れるか―交叉の(不)可能性;触れられないものと触れあって―残りもの;これは私の身体である(のではない)―身体化の残りもの;他人の彼方に;交叉の危機;憎悪から愛へ;原臨終から復活へ;解放へ向けて(内立))