- 赤い金魚と赤いとうがらし
-
mille books サンクチュアリ出版
高橋久美子(作詞家) 福田利之- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784902744873
[BOOKデータベースより]
『ひとりぼっちの、赤い赤い金魚 ピッピロ ある日、赤くてからいやつが 金魚ばちにおちてきた』作家・作詞家として活躍する高橋久美子による、金魚の視点から語られる想像もつかない斬新な物語。それに触発され、福田利之が新たな画風に挑戦。繊細かつ大胆な描写は、絵本から飛び出して来そうなほど生き生きと描かれています。ブックデザインは名久井直子が担当、ふたりが紡いだ不思議な物語に、さらにもうひとつの魔法をかけています。小さな子も楽しめる、ひがらなとカタカナの絵本です。
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絵は福田利之さんです。
初めに男の子が金魚にエサをあげているシーンから始まったので、この飼い主と金魚の友情物語かと思いきや、全く違いました。
なんと、男の子はすぐ金魚を飼うことに飽きてしまい、ひとりさみしく生きていた金魚の水槽にたまたま落ちてきた「とうがらし」とうがらしとの友情物語でした。
福田さんの描く水槽の中は、素敵な光や模様でいっぱいでした。
なぜ、金魚の相棒をとうがらしにしたのか(見た目の色や形が似てるから?)作者の意図を知りたいなーと、思いました。
「ここはどこ?」
のあたりは、ちょっと「スイミー」を連想してしまいましたが、最後の最後のシーンは簡単に生き物を見捨てる人間への復讐の形にも見えました。
これから人間を呪いにいくぞーみたいな。
インパクトに残りました。
読み聞かせ寄りも興味のある子に手にしてもらいたいので、
「変わり種の友情」みたいなブックトークで小学校4年生以上のお子さんたちにいかがですかね。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子22歳、女の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】