- 平家物語 3 新版
-
全訳注
講談社学術文庫 2422
- 価格
- 2,035円(本体1,850円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062924221
[BOOKデータベースより]
進撃する木曾義仲勢は一時は内通により敗れるも、あざやかな作戦で平家を倶利伽羅峠に打ち破る。平家は京、白河を焼き払い、「三種の神器」を持って福原、太宰府へと敗走。瀬戸内で一矢報いるも、征夷大将軍となった頼朝ら源氏に押され、次々と無残な最期を迎える。クライマックスへ向け流麗と凄絶の色を増してゆく、巻第七から第九を収録。(全四巻)
巻第七(清水冠者;北国下向;竹生島詣 ほか)
巻第八(山門御幸;名虎;緒環 ほか)
巻第九(生ずきの沙汰;宇治川先陣;河原合戦 ほか)
「おごれる人も久しからず」――勢いづく木曾義仲の前に、平家は僅か二十余年の栄華の末、都落ちを余儀なくされる。九州から瀬戸内へ落ち延びながら雪辱を期するも、源義経等の攻勢に一族は次々に無念の最期をむかえ――。宇治川の先陣、鵯越の坂落などおなじみの名場面の連続で、平氏転落の加速を格調高く語ってゆく。講談社学術文庫『平家物語』全12巻を4冊にまとめ、新版として刊行。第三巻は巻第七から第九までを収録。
12世紀末、日本が古代から中世へと大きく転換した時代に頭角を現した平家は、たちまちに権力の座に就くものの永く維持できず、東国の源氏勢によって急速に滅ぼされる。この平家一門の栄華と滅亡を軸に、歴史過程を物語ったのがこの『平家物語』である。
「おごれる人も久しからず」――平氏一門の運命はいよいよ、滅亡へと転回してゆく。勢いを増す木曾義仲の前に、平家は僅か二十余年の栄華の末、都落ちを余儀なくされる。九州から瀬戸内へ落ち延びながら雪辱を期するも、源範頼、義経等の攻勢に一族は次々に無念の最期をむかえ――。宇治川の先陣、鵯越の坂落などおなじみの名場面の連続で、平氏転落の加速を格調高く語ってゆく。
かつて刊行された講談社学術文庫『平家物語』全12巻を4冊にまとめ、新版として刊行。第三巻は巻第七から第九までを収録。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。