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- きみがうちにくるまえ・・・
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岩崎書店
マリベス・ボルツ デイヴィッド・ウォーカー 木坂涼- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265850914
[BOOKデータベースより]
ぼくのうちにくるまえ、きみはいいにおいのする、あったかいいえにすんでたの?うちにくるまえ、きみはなんてよばれてたんだろう。ボブ?サム?それともジャック?きみがうちにくるまえ、だれかがきみをてばなしたんだ。それとも、うちにくるまえ、きみはいじめられてたの…?
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ねえ、ぼくのうちにくるまえ、きみは どこにいたの? なんてなまえでよばれていたの?おきにいりのばしょは あったの? この絵本は、主人公の「ぼく」が保護施設から新しくもらうことになった犬に問いかける形で展開します。「ぼく」はまだ名前もつけてない犬に対して知りたいことばかり。どんな人に飼われ、どんな家に住み、どんな日常を送っていたのか、どんな人たちに愛されていたのか、愛されていなかったのか、どんな経緯で自分の家で飼われることになったのか・・・。答えが返ってこなくても、犬に向かって、ひたすら問いかけ想像します。なぜなら、今、目の前にいるこんなにも可愛い犬が、手放され施設に保護されたなんて、信じられないからです。保護され、殺処分される犬や猫は年間8万3千匹にも上るそうです。(巻末訳者あとがきより)描かれている犬と僕の表情がなんとも愛くるしく、それらの悲しい事実を対照的に浮き立たせています。犬を飼うことの責任や、幸せと喜びを教えてくれる絵本です。
(元絵本編集者 福田亜紀子)
7歳小学校1年生の娘が図書館で一人読みしました。
犬を買うことになった男の子が「きみがうちにくるまえはどうしていたの?」と素朴な疑問を抱くお話です。
保護される環境にある犬たちがいることを知るきっかけになる絵本に思いました。人間が他の生き物たちと上手に共存していくことの大切さも考えさせられますね。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】