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- 黄砂の籠城 下
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- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062936774
[BOOKデータベースより]
日本は世界の先陣を切って漢人キリスト教徒の救出を試みたが、清朝の西太后は宣戦布告を決断し、公使館区域からの24時間以内退去を通告する。沿岸部からの援軍も到着せず、二十万人の義和団と清国軍の前に四千人の外国人とキリスト教徒の命は風前の灯火となる。誇り高き日本人必読の歴史エンタテインメント。
[日販商品データベースより]超人気作家、乾坤一擲の歴史エンタテインメント!東えりか(書評家)―日本は世界の先陣を切って漢人キリスト教徒を義和団から救出したが、西太后は宣戦布告を決断し、公使館区域からの24時間以内退去を通告する。沿岸部からの援軍も到着せず、20万人の義和団と清国軍の前に4000人の外国人とキリスト教徒の命は風前の灯火となる。誇り高き日本人必読の歴史エンタテインメント。
1900年の中国。明治維新から30余年。4000人の人質を守る日本人がいた。
これぞ、驚愕の近世秘史! とにかく、面白い。―細谷正充(文芸評論家)
超人気作家、乾坤一擲の歴史エンタテインメント。―東えりか(書評家)
下巻あらすじ)
日本は世界の先陣を切って漢人キリスト教徒を義和団から救出したが、西太后は宣戦布告を決断し、公使館区域からの24時間以内退去を通告する。沿岸部からの援軍も到着せず、20万人の義和団と清国軍の前に4000人の外国人とキリスト教徒の命は風前の灯火となる。誇り高き日本人必読の歴史エンタテインメント。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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- 北区の太
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感涙
「義和団事件」は歴史の授業で習ったような気もするが、授業の密度が日清・日露戦争以降の近代史は薄く(要は年度末最後で押せ押せになり駆け足になってしまうということ)、しっかりと認識出来ていないというのが正直なところ。その義和団事件をテーマに、各国籠城者の総指揮を取った柴中佐と彼を支えた櫻井伍長を主人公にして描いた傑作。昔の日本人は素晴らしかったと思わせてくれる。勿論、昔もこんな素晴らしい人ばかりではなかったと思うが、ただ、間違いなく今の日本人には真似できないなと思う。当初反発し合っていたロシア兵と瀬戸際ミッションに挑み、最後に交わされる会話は感涙もの。また、事件収束後の柴中佐と櫻井伍長の会話も秀逸。日清・日露の、日本が列強に追いつき・追い越せだった時代の歴史をもう少し深く知りたくなった。柴中佐の遺書ともいえる「ある明治人の記録」の改版がこの12月(2017年)に発刊されるようなので、こちらも読んでみたい。
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一気に読めました。
義和団事件は歴史の授業で習っても名前くらいしか知らなかったのですが、これを読んで「どこまでが史実でどこからフィクションなのか」というのが気になりだして、関心が湧きました。よくこんな籠城戦を戦い抜いたものだと驚かされます。
この事件で世界における日本の評価が高まったとのことですが、作中ではちょっと日本人が優等生に描かれすぎかな…という気はしました(そう思うこと自体が日本人の国民性の特徴、なのかも知れませんが)。