[BOOKデータベースより]
大野晋「仮名遣の起原について」、安田章「吉利支丹仮字遣」、亀井孝「“準かなづかい”をめぐる動揺くさぐさ」を「追実験=トレース」し、さまざまな問題について考える。国語学、日本語学は「かなづかい」をどのように採りあげ、そこにどのような問題意識を投影してきたのか。
序章 論の継承と展開(本書の目的;かなづかいの定義 ほか)
第1章 大野晋「仮名遣の起原について」―カノンとしての定家(かなづかいの起原;分析方法 ほか)
第2章 安田章「吉利支丹仮字遣」―二つの「modo」(仮名勝ちに書かれた文献;どのようなキリシタン用語を使うか ほか)
第3章 亀井孝「“準かなづかい”をめぐる動揺くさぐさ」―「準かなづかい」を精査する(「ドチリナキリシタン」の諸本;「定家かなづかいの伝統」とのかかわり ほか)
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