- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 若冲
-
- 価格
- 825円(本体750円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167908256
[BOOKデータベースより]
京は錦高倉市場の青物問屋枡源の主・源左衛門―伊藤若冲は、妻を亡くしてからひたすら絵に打ち込み、やがて独自の境地を極めた。若冲を姉の仇と憎み、贋作を描き続ける義弟・弁蔵との確執や、池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁らとの交流、また当時の政治的背景から若冲の画業の秘密に迫る入魂の時代長篇。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 月人壮士
-
価格:836円(本体760円+税)
【2022年12月発売】
- 駆け入りの寺
-
価格:891円(本体810円+税)
【2023年06月発売】
- 吼えろ道真
-
価格:660円(本体600円+税)
【2022年10月発売】
- 稚児桜 能楽ものがたり
-
価格:748円(本体680円+税)
【2023年03月発売】
- 腐れ梅
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2017年07月発売】
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- ぽんちゃん
-
悩み深い天才
「孤高の天才」というと悩みのない人間を思い浮かべてしまうのですが、本作で描かれるのは、激しい憎悪をぶつけてくる義弟をはじめ、家族との関りも不器用な若冲。京都の街並みの描写もよかったです。
緻密な構図や大胆な題材、新たな手法で京画壇を席巻した天才は、彼を憎み自らも絵師となった亡き妻の弟に悩まされながら描き続ける。