- 日系ブラジル人芸術と〈食人〉の思想
-
創造と共生の軌跡を追う
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784883034246
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[BOOKデータベースより]
ブラジル芸術を語る上で欠くことのできない日系人画家の存在。移民から百余年、日本ではあまり知られていない彼らの生と創造の有り様を、ブラジルという土壌に通底する「食人主義」概念―他者を食らう―に照らして辿る。日系コミュニティ内にとどまらず、ブラジル近代芸術の潮流をコンテクストに据えた、かつてない論考。オズワルド・デ・アンドラーデ『食人宣言』全文初訳掲載。
第1章 戦後の日系人画家たち(日系人画家、大舞台へ;戦後ブラジルの日系人画家たちの潮流)
[日販商品データベースより]第2章 ブラジルの日系芸術家の歴史的・文化的背景(日本人移民と、日系人社会の文化形成;聖美会;藤田嗣治の訪伯)
第3章 二〇世紀ブラジル芸術の政治的背景と日系人画家たち―戦後を中心に(政治的変遷と芸術;ブラジルの幾何学的抽象とアンフォルメル;“場違いの思想”とブラジル・日本、そして日系人;日本人移民以外から持ち込まれた「日本」)
第4章 ブラジルという土壌(モデルニスモの誕生;通底概念「食人主義(アントロポファジスモ)」;日系人芸術と“食人”)
ブラジル芸術を語る上で欠くことのできない日系人画家の存在。移民から百余年、日本ではあまり知られていない彼らの生と創造の有り様を、ブラジルという土壌に通底する「食人主義」概念− 他者を食らう − に照らして辿る。日系コミュニティ内にとどまらず、ブラジル近代芸術の潮流をコンテクストに据えた、かつてない論考。
【オズワルド・デ・アンドラーデ『食人宣言』全文初訳掲載】