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[BOOKデータベースより]
グローバル支援とは、環境や人権など普遍的でグローバルな価値や課題に基づき人々のエンパワーメントをめざす支援活動である。本書では、グローバル支援の行われるNGO・市民活動の現場における問題を、人類学のミクロな視点を活かして解明する。
序論 グローバル支援の人類学
第1部 グローバル支援への視座(グローバル支援の歴史的位置づけ―「開発援助」の生成と変容;グローバルな互酬を構想する;市民社会と協同組合―フィリピンとセネガルの農村アソシエーション;NGOの人類学は何をめざすのか―民族誌アプローチとアナーキスト人類学の動向)
第2部 アクターの多層性(関わりの継続性―日本の国際協力NGOと社会的問題;参加するのは私たち―学生たちが国際ボランティアに参加する動機と意義;古着がつむぐ国際協力―パキスタンの学校を支える日本のNGO;「まなびあい」から気づく当事者性―インドネシアと日本の農山村をつなぐ試み;知的負債の返済は可能か―タイ先住民NGOワーカーと人類学者)
第3部 新たな関係性の構築(なぜ持続しないのか―ソロモン諸島における開発NGOの実践と矛盾;市場を変える、地域から変える―イタリアの社会的協同組合の模索;核と向き合う地域社会―韓国の放射性廃棄物処理場建設反対運動;宗教を越えたNGOの協働―タイ南部インド洋津波被災地における支援活動;農民からグローバル市民へ?―フランスにおける農民支援アソシエーションの事例から)