- きょうおひさまがでなかったら
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- 価格
- 1,265円(本体1,150円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784577045015
[BOOKデータベースより]
あさめがさめると、そとがまっくらだった。おひさまがいなくなってしまっていたんだ。おひさまがいなくなったせかいはどうなっちゃうんだろう?ぼくは、おとうさんといっしょにおひさまさがしのたびにでた。4才ごろから。
[日販商品データベースより]朝、ぼくが目をさますと、おひさまがいなくなっていた。いつもあたりまえにあったおひさまのない世界って、どんな世界なんだろう。ぼくとお父さんは、おひさまを探しにいくことにした。
ある朝目がさめると、朝の7時だというのにお外は真っ暗。前の日に「おひさまが出てこなければずっと寝ていられるのに!」なんて言ったせいで太陽が隠れてしまったようです。ぼくは宇宙船に乗ってお父さんと一緒に、おひさま探しの旅にたつ事になりました。おとうさんが宇宙船の中で、太陽がいかに地球の生物にとって大切な存在かを話してくれます。太陽が出ないと、まずとっても寒くなること、植物が育たなくなること、植物が育たないと、草を食べて生きる生き物たちが生きていけなくなり、するとその生き物たちを食べる他の生き物、すなわち人間も生きていけなくなる・・・。そして太陽がないと、光がなくなり、生き物はモグラのように目が退化してしまうこと、太陽がないと雨も降らなくなって景色が一変してしまうことも。子どもが絵を描く時に真っ先に画用紙に描く「太陽」。いなくなったら、どれだけ大変か!いかに身近で大事な存在かを、男の子とお父さんの宇宙旅行というストーリーの中で、楽しく学ぶことができます。太陽について考えるきっかけになる絵本です。
(元絵本編集者 福田亜紀子)
太陽の役割、影響などについて考えさせられる、良い絵本だったと思います。物語ベースの絵本なので、堅苦しくなく「太陽」について考えることができた点も良かったと思います。ただ、そのため、ストーリー全体としてはフィクションになっています。この点は賛否があるかもしれませんが、私はおもしろかったと思います。(さくらっこママさん 30代・東京都 女の子6歳、男の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】