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- 集中講義大乗仏教
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こうしてブッダの教えは変容した
教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784144072239
[日販商品データベースより]
釈迦の説いた“自己鍛錬”のための仏教は、いつ、どこで、なぜ、どのようにして、“衆生救済”を目的とする大乗仏教に変わっていったのか。原始仏教の研究者と彼を訪ねた青年の対話から、大乗仏教の本質へと迫る。
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- 井沢ファン
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少し理解が進んだ程度
「釈迦の仏教」と日本の大乗仏教は似ても似つかないものなっているということが書かれている。「仏教思想のゼロポイント」など他の書物で読んだことなどこともあり新鮮味はない。しかし、記憶の整理とともに、富永仲基や鈴木大拙、法華経、浄土教、華厳経などの立ち位置がある程度分かった。ただ、残念なのは、密教についての理解がいまいちであったことや、輪廻や業に対する解釈が懐疑的なところか。さらには心霊的なところもなかったが、学者で哲学者なので仕方がないところか。さほど面白くはなかったし、こちらが求めるものがなかったのでいまひとつ満足感はない。
「同じ仏教なのに、どうして教えが違うのですか?」大乗仏教の本質に迫りゆく、類を見ない仏教概説書。