- 保険と金融の数理
-
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784320111226
[BOOKデータベースより]
第1章 保険数学で用いられる確率分布
第2章 マルコフ連鎖
第3章 ランダム・ウォークと確率微分方程式
第4章 保険料算出原理
第5章 生命保険の数学
第6章 破産理論
生命保険、金融などの分野において、どう数学が用いられるのかを解説。確率・統計における基礎的な話題を多く取り込む一方、他の書物ではあまり触れられることのない初等的かつ興味深い話題も多く取り上げた。
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本書は生命保険損害保険金融といった分野においてどのように数学が用いられるのかを解説したものである。
これらの話題は伝統的には経済学部など文系学部で扱われていたが2000 年代に入り理工系の諸学部においても教育が行われるようになった。過去の保険数学の書籍はアクチュアリー試験を目的にしたものがほとんどで学問的な意味での保険数学を意識して執筆された日本語のものは見当たらなかった。また数理ファイナンスの書籍も測度論や確率解析などの数学が既知であることを前提にした高度な内容のものか発展性が乏しい解説本のどちらかであることがほとんどであった。このような状況を顧みて保険数学や数理ファイナンスなどを学んでみたい学部学生や大学院生を対象に保険や金融の数学に関する本を執筆することとした。
分布計算やマルコフ連鎖確率解析の初歩などの確率・統計における基礎的な話題を多く取り込む一方他の書物ではあまり触れられることのない初等的かつ興味深い話題も多く取り上げた。理工系の大学1