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- 20世紀ロシア思想史
-
宗教・革命・言語
岩波現代全書 099
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000291996
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[BOOKデータベースより]
革命の熱狂のなかで日常の変革を夢みた未来派とアヴァンギャルド運動。弁証法と唯物論によってソヴィエト哲学を確立していく革命家たち。亡命の地で霊性による哲学を問いつづけた宗教哲学者たち。言語の構造や、記号とイデオロギーの関係性に着目し、新たな芸術批評・社会批判を展開していったフォルマリズム、バフチン・サークル、モスクワ・タルトゥ学派。全体主義文化と言語中心主義をポストモダニズム批評で鋭く分析する「余白の哲学」グループ―。20世紀ロシアの豊饒な思想の森にわけ入り、その全貌を通史としてコンパクトに示す。
第1章 バフチン―「ロシア哲学」の外の思想
[日販商品データベースより]第2章 実証主義を超えて
第3章 「ポスト宗教」思想
第4章 言語思想―フィロソフィーとフィロロジー
第5章 革命思想
第6章 ソヴィエト哲学の確立
第7章 雪解け時代の新潮流
第8章 ポストソ連思想
革命と全体主義体制を経てソ連崩壊を迎える歴史の中で、バフチン、トロツキーなど、大きなインパクトをもつ思想家の数々を輩出した20世紀ロシア。その豊饒な知の森にわけ入り、全貌を通史としてコンパクトに示す。