[BOOKデータベースより]
今の陛下は、天皇を国家・国民統合の象徴と定める日本国憲法により即位され、積極的に象徴の役割を果たして来られた。それが高齢化により困難となる手前で、自ら譲位を決断された。その叡慮を尊重するのは、日本国民の良識であり、政府・国家の責務であろう。本書は、「お言葉」の真意を読み解き、その背景にある現行憲法と皇室典範の全容を解説した上で、法整備の具体的な解決策と今後の議題を示す。
プロローグ 今上陛下の鋭い問題提起
第1章 「生前退位」のご意向を読み解く
第2章 「天皇陛下のお言葉」を読み解く
第3章 憲法の規定する象徴世襲天皇
第4章 皇室典範に規定された皇室制度
第5章 高齢譲位の実現方法と残る課題
エピローグ 次の代始への展望
「摂政」でも「臨時代行」でもない、「高齢譲位」という選択。「天皇陛下のお言葉」の真意を読み解き、その背景にある現行憲法と皇室典範の全容を解説した上で、法整備の解決策と今後の議題を示す。
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今年の夏、日本を激震させた天皇の「生前退位」のニュース。。8月に「お言葉」が発表され、世論も揺れる中、政府はどう対処し、解決するのか?有識者会議の一人である著者が「日本国憲法」と「皇室典範」の問題点をあげ、「譲位」までの道筋を解く。