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- 漢字・カタカナ・ひらがな
-
表記の思想
ブックレット〈書物をひらく〉 2
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2016年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582364422
[BOOKデータベースより]
日本語の表記は複雑、漢字、カタカナ、ひらがなの三種類の文字を使って表記する。さらに、漢字カタカナ、ひらがな漢字混じりなど、組み合わせた表記法は多様だ。表記は社会的背景をもつ。表記に現れた思想について考えてみよう。
1 『古今和歌集』の意義(万葉仮名からひらがなへ;『寛平御時后宮歌合』から『新撰万葉集』へ ほか)
2 四つの『平家物語』(真名本;和漢混交文 ほか)
3 医学書の表記(江戸時代以前の医学用語;『解体新書』の表記 ほか)
4 山鹿素行から本居宣長へ(山鹿素行;歌学との決別 ほか)
漢字、カタカナ、ひらがなをどう用いるかは、その背景に人間社会の構造が深く関わっている。文章の内容もさることながら、そこで選択された表記そのものに思想や社会的背景がある…。表記をめぐる文化のドラマ。
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漢字とひらがなの堅い序列を突破し、勅撰和歌集、やがては医書までひらがな化。ついにひらがな上位の思想が現れる、表記のドラマ。