- 誰が天照大神を女神に変えたのか
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569832470
[BOOKデータベースより]
皇室の先祖であり、神道の最高神である天照大神は女神とされているが、女神を最高神とすることは世界的にみて極めて稀なことである。実はもともと「天照」などと呼ばれる男性の太陽神の信仰があったのだが、六世紀半ばに巫女の神「大日女」が合祀されて女神となったという。一体誰が何のために、こんなことをしたのだろうか?さらに七世紀以降、天照大神の信仰に伊勢の太陽神の信仰も加わったのだが、古来伊勢には別のご神体があったという。現在の伊勢神宮は、どのようにして成立したのだろうか?古代史を専門とする歴史家が謎に迫る。
序 天照大神が女性であることは、日本史最大の謎
第1章 複雑な性格をもつ天照大神
第2章 なぜ縄文人は女神を信仰したのか
第3章 祖霊信仰と婿入り習俗
第4章 男性の太陽神
第5章 天照大神はいかにして女神となったか
第6章 天岩戸神話はどのようにして生まれたか
終章 伊勢神宮はいかにして誕生したか
もともと男神だった天照大神は、いつ、なぜ、女神となったのか。伊勢神宮成立の経緯とは…。縄文時代から伊勢神宮の成立にいたる長い期間の日本人の信仰の変遷と絡めながら、天照大神を客観的に跡付ける。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 渡来人とは何者か
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年11月発売】
- 出雲王国の正体
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2013年04月発売】
- 「古代日本」誕生の謎
-
価格:836円(本体760円+税)
【2006年01月発売】
もともと男神だった天照大御神は、いつ、なぜ、女神となったのか。伊勢神宮成立の経緯とは?古代史最大の謎を第一人者が解き明かす。