[BOOKデータベースより]
メールの返信がない、他人からミスを指摘される、といった些細なことを気にして、いつもクヨクヨ、ビクビク、イライラしている。あるいは、ストレスを感じたときに過食するなど、やめなければいけないと分かっていることがやめられない―。そうした自分を変えることはなぜ難しいのか?そこには「認知の歪み」と「無意識的な学習メカニズム」が関係している。デメリットの多い考え方のクセや悪習慣をどう変えていけば良いか、科学的な根拠に基づいて教えてくれるのが認知行動療法だ。本書では、その基礎から実践、さらには「アンガーマネジメント」や「マインドフルネス」といった応用的な技術まで、身近な例を用いて分かりやすく解説する。
複雑に悩むよりシンプルに考えよう
認知が感情を生み出している―アーロン・ベックの「認知モデル」
信念に動かされないために―「下向き矢印法」と「行動分析」
考え方のクセを修正する―典型的な「推論の誤り」
行動を変えれば世界が変わる―「行動実験」という方法
なぜ体が反応してしまうのか?―「古典的条件付け」のメカニズム
分かっているのにやめられない―「オペラント条件付け」のメカニズム
不安とどう向き合うか―「逆制止の原理」と「エクスポージャー」
回避が不安を大きくする―「パニック障害」へのアプローチ
人前で何かをするのが怖い―「社交不安障害」へのアプローチ
怒りとどう向き合うか(分析編)―「アンガーマネジメント」の考え方
怒りとどう向き合うか(解決編)―「アサーティブ・コミュニケーション」の効果
グーグル社も採用した集中力の高め方―「マインドフルネス」の実践
リスクが低く、目に見える成果が出やすい「認知行動療法」。その基礎から実践、さらには「アンガーマネジメント」や「マインドフルネス」といった応用的な技術まで、身近な例を用いてわかりやすく解説する。
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考え方のクセを修正することで、認知と行動を変えていく。認知行動療法自体と、これまでと違った悩み解決法を紹介。