- シャボテン幻想
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2016年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480097651
[BOOKデータベースより]
「シャボテンは、―この不思議な植物は、それが生えていた砂漠の、人煙絶えたはるかかなたの世界の孤独を、一本々々影ひいて持って来ている。雲もなく晴れて刳れた空の下の、ただ焼け石と砂ばかりの世界に、淋しく乾いた音をたてて風が吹き抜けている」作家・龍膽寺雄は小説執筆の傍らシャボテン栽培に打込み、世界的な研究者となった。多くの入門書、専門書、写真集を刊行したが、中でも本書はシャボテンへの偏愛が横溢した随想集で、彼の説く「荒涼の美学」、「寂寥の哲学」はいまだ多くの愛好家を惹きつけてやまない。
荒涼の美学(生きた心臓を捧げる 古代アステカの神饌;世界で一番珍奇な植物;大自然の建築設計;砂漠の救世主;『死の谷』『悪魔の花園』の同伴者;砂漠が生んだ近代造型;植物のいろごと遊び;アンデスの孤独;怪奇な生態;感情を動かす植物(?))
詩篇
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