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少女、鉱物、交友、幻想、書物―。1987年夏、咽頭癌にて、惜しまれつつも永遠に帰らぬ人となった澁澤龍彦が、その晩年に表題作だけが定められた一冊のエッセイ集刊行を約していた。晩年のエッセイを元に編まれた、まさしく最後の著作は、鬼才が偏愛した世界が珠玉のように散りばめられている。妻・澁沢龍子によるあとがきには、澁澤の闘病生活と、“最後”の場面が克明に描かれ、作品に花を添えている。
都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト
穴ノアル肉体ノコト
随筆家失格
私の著作展
校正について
ポンカリ
少女と奇蹟
ホモセクシュアルについて
妄譚
ホラーの夏 お化けの夏〔ほか〕
澁澤が最後に描いた“偏愛の世界“随筆集
少女、鉱物、交友、幻想、書物――1987年夏、咽頭癌が原因で惜しまれつつも帰らぬ人となった澁澤龍彦が、その晩年に表題作だけが定められた一冊のエッセイ集刊行を約していた。
晩年の澁澤のエッセイを元に編まれた、文字通り「最後の著作」には、鬼才が偏愛した世界が珠玉のように散りばめられている。
あとがきとして、妻である澁澤龍子が澁澤の闘病生活と、”最期”の場面を克明に描いており、貴重な記録でもある。
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