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- ラオス焼畑民の暮らしと土地政策
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「森」と「農地」は分けられるのか
ブックレット《アジアを学ぼう》 40
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2016年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894897885
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[BOOKデータベースより]
伝統的な循環的利用で森と共生してきたクムの人々。焼畑が環境破壊の原因とされ、抑制される現在、焼畑民の暮らしは大きく変わった。共生可能な森林管理を目指すNGOの動きを追う。
1 森に生きる人びと―ラオス北部のクム民族と焼畑(ラオスの焼畑耕作と焼畑民の暮らし;調査地の概要;森の民「クム」の人びとの土地利用―ウドムサイ県パクベン郡の事例から;焼畑と村人の食卓)
2 資源の破壊を引き起こす資源管理政策(ラオスの森林減少;ラオスの土地・森林利用に関わる諸政策;土地・森林分配事業(Land Forest Allocation Programme);土地・森林分配事業の課題)
3 「森」と「農地」が分けられるとき―土地・森林分配事業が焼畑民の土地利用に与えた影響(P村の土地・森林分配事業;土地・森林分配事業が焼畑民の土地利用に与えた影響;政策への人々の対応)
4 なぜ資源管理政策の失敗が起きるのか?(資源管理政策の「失敗」の要因;線引きされた「森」と「農地」)
5 新たな土地・森林管理を目指すNGOの試み(NGO・国際機関による土地・森林分配事業の実践;「参加型土地利用計画マニュアル」への提言と共有地登録の推進;ウドムサイ県パクベン郡ホアイカセン川水源林保全事業;政府と住民の調整役としてのNGOの役割)